ATPポスター巡り論争!? “顔”がフェデラーからナダルに急転「ファンの圧に屈した」
男子テニスのATPツアーはクレーコートシーズンが開幕しているが、新たなイメージポスターを巡って話題を呼んでいる。当初、製作されたのはロジャー・フェデラー(スイス)がセンターだったが、「赤土の帝王」の異名を取るラファエル・ナダル(スペイン)のファンが反発。ナダルをセンターとしたものに差し替える形となったという。スペインメディアが実際の“ビフォーアフター”を公開し、海外ファンの間で賛否の声が上がっている。
ポスターのメインを巡り変更騒動に…“ビフォーアフター”をスペイン紙公開
男子テニスのATPツアーはクレーコートシーズンが開幕しているが、新たなイメージポスターを巡って話題を呼んでいる。当初、製作されたのはロジャー・フェデラー(スイス)がセンターだったが、「赤土の帝王」の異名を取るラファエル・ナダル(スペイン)のファンが反発。ナダルをセンターとしたものに差し替える形となったという。スペインメディアが実際の“ビフォーアフター”を公開し、海外ファンの間で賛否の声が上がっている。
クレーコートシーズンの“顔”を巡り、よもやのひと悶着が起きている。作成されたのは「NetFlix」の作品「Stranger Things」を模した「CLAY COURT THINGS」との文字が入ったイメージポスターだ。ラケットを持ってポーズを取ったトップ選手9人が、それぞれ配置されたもの。当初はフェデラーが最も大きく、メイン扱いに。それに次ぐ形でナダルが配置され、他にジョコビッチ、錦織、ズベレフらも一緒に掲載されていた。しかし、この配置がナダルファンの反発を呼んだという。
ナダルの母国、スペイン紙「マルカ」によると、ファンが腹を立て、全仏オープンを11度制したナダルを主役にすべきと要求。これをATPが受け入れ、2人の位置の変更したという。記事では、ナダルがクレーコート81連勝のほかに優勝57度、勝率92%という歴代1位の記録を残していることも紹介。結果、新たに出来上がったのはナダルが最も大きく、次いでフェデラーとジョコビッチが配置された形となり、マルカは“ビフォーアフター”の画像も公開している。