井上尚弥のV宿敵テテ、メイウェザー父の下で最終調整「テテというダイヤ磨き上げる」
27日に米ロサンゼルスで行われるボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝で5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)と対決するWBO世界王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)。優勝候補筆頭のWBA世界王者・井上尚弥(大橋)の最大のライバルと目される男は、ドネア戦を前に「マネー(金の亡者)」の異名で知られる元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)の父の指導を受けるという。南アフリカ地元紙「Sowetan Live」が報じている。
27日のWBSS準決勝ドネア戦前に米国入り、メイウェザー・シニア氏の指導受ける
27日に米ロサンゼルスで行われるボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級準決勝で5階級制覇王者ノニト・ドネア(フィリピン)と対決するWBO世界王者ゾラニ・テテ(南アフリカ)。優勝候補筆頭のWBA世界王者・井上尚弥(大橋)の最大のライバルと目される男は、ドネア戦を前に「マネー(金の亡者)」の異名で知られる元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)の父の指導を受けるという。南アフリカ地元紙「Sowetan Live」が報じている。
17年11月に世界タイトル戦史上最短となる11秒KO勝ちを収めているテテ。ドネアを倒し、WBSS決勝にたどり着くため、動いた。記事によると、テテは6日に南アフリカから米国に出発。理由はメイウェザーを育て上げた実父、メイウェザー・シニア氏の指導を受けるためだった。
テテのマネージャー、マランデリ・テンギムフェネ氏は「もっと強く輝かなければいけないこのダイヤモンド(テテ)を、メイウェザーは磨き上げるだろう」と自信満々に語っているという。コカイン密輸の罪で服役していたこともあるメイウェザー父だが、50戦全勝という息子に鉄壁の守備とジャブを仕込んだ手腕の持ち主。敏腕トレーナーとして「マネー」の勝利に導いてきた。
「熟練のトレーナー、メイウェザー・シニアが彼の準備を完了させる」と記事では報じている。海外ブックメーカーからWBSS優勝の大本命と評価される井上の対抗馬は“マネーの流儀”とともに「フィリピンの閃光」の異名で鳴らすドネアを撃破できるか。注目のゴングは、徐々に迫ってきている。
(THE ANSWER編集部)