[THE ANSWER] スポーツ文化・育成&総合ニュースサイト

ドネア、ネリよりも…井上陣営「アフマダリエフは遥か上」 上手さも怖さもある「最大の強敵」

ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が2日、横浜市内の所属ジムで公開練習を行った。14日に、名古屋市のIGアリーナでWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との団体内統一戦を行う。陣営の大橋秀行会長は「キャリア最大の強敵」を警戒するも、万全の準備を整えている井上に信頼を置いた。

所属ジムで練習を公開、ミット打ちを披露した井上尚弥【写真:山口比佐夫】
所属ジムで練習を公開、ミット打ちを披露した井上尚弥【写真:山口比佐夫】

井上尚弥が公開練習

 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(大橋)が2日、横浜市内の所属ジムで公開練習を行った。14日に、名古屋市のIGアリーナでWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)との団体内統一戦を行う。陣営の大橋秀行会長は「キャリア最大の強敵」を警戒するも、万全の準備を整えている井上に信頼を置いた。

 井上は公開練習でシャドーとミット打ちをそれぞれ1ラウンドずつ披露。ミット打ちではキレのある動きを見せ、鋭い音を響かせた。

 試合に向けては、元WBA&IBF世界同級統一王者マーロン・タパレス(フィリピン)を招へいして約1か月、スパーリングを行った。また、プロ転向後は初めてで13年ぶりとなる出稽古を実施。名門・帝拳ジムとタッグを組んで準備を整えてきた。

 陣営の大橋会長は「井上尚弥をデビューから見て、十数年経っていますけど、どの試合も油断もなく追い込んだ練習ができてきました。(今回は)今までにないスパーリングの充実さ、内容の濃さ。出来は過去最高だと思います」と強調した。

 井上陣営はアフマダリエフを「キャリア最大の強敵」と位置づけている。大橋会長は井上の公開練習後に「正直(エマヌエル・)ロドリゲス、(ノニト・)ドネア“2”、(スティーブン・)フルトン、(ルイス・)ネリ。強敵だと思っていましたが、アフマダリエフは遥か上にいます。そういう存在です」と改めて警戒。「アフマダリエフは上手さも怖さもある」と重ねた。

(左から)井上真吾トレーナー、井上尚弥、大橋秀行会長【写真:山口比佐夫】
(左から)井上真吾トレーナー、井上尚弥、大橋秀行会長【写真:山口比佐夫】

 一方、井上には「最高の調子で来ているので問題はない」と全幅の信頼を寄せる。井上自身もコンディションは「毎度言っていますが、過去イチ。今回はスパーリングパートナー、内容を含めすごくいい内容でここまでトレーニングを積めてきた」と自信をのぞかせた

 興行は「Lemino」で独占無料生配信。戦績は32歳の井上が30勝(27KO)、30歳のアフマダリエフが14勝(11KO)1敗。

(THE ANSWER編集部・澤田 直人 / Naoto Sawada)


CW-X

CW-X

W-ANS ACADEMY
ポカリスエット ゼリー|ポカリスエット公式サイト|大塚製薬
CW-X CW-X
lawsonticket
THE ANSWER的「国際女性ウィーク」
N-FADP
#青春のアザーカット
One Rugby関連記事へ
THE ANSWER 取材記者・WEBアシスタント募集