大橋悠依、瀬戸大也らが世界水泳内定…競泳日本選手権前半戦
競泳の世界選手権(7月開幕・韓国、テレビ朝日系列で中継)の代表選考を兼ねた日本選手権は2日から東京辰巳国際水泳場で熱戦を展開中だ。来年に迫る東京オリンピックへ向けても見逃せない熱い戦い。5日は大会4日目が行われた。ここまでの前半戦を振り返ってみたい。
前半戦4日間の各種目の優勝者は?
競泳の世界選手権(7月開幕・韓国、テレビ朝日系列で中継)の代表選考を兼ねた日本選手権は2日から東京辰巳国際水泳場で熱戦を展開中だ。来年に迫る東京オリンピックへ向けても見逃せない熱い戦い。5日は大会4日目が行われた。ここまでの前半戦を振り返ってみたい。
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■大会初日、16歳の難波が優勝
男子400メートル自由形で今春高校を卒業したばかりの吉田啓祐(日大)が3分47秒10で優勝を飾った。男子50メートルバタフライは井田憲吾(自衛隊)が自身の日本記録を0秒13更新する23秒27で2連覇を達成した。女子400メートル自由形は16歳の高校2年生、難波実夢(MGニッシン)が4分9秒39で優勝。同種目で6連覇中だった五十嵐千尋を見事に破って見せた。
■大会2日目、大橋が世界選手権1号
女子200メートル個人メドレーでは大橋悠依(イトマン東進)が2分9秒27で3連覇。派遣標準記録を突破し、世界選手権代表1号を手にした。男子100メートル平泳ぎで小関也朱篤(ミキハウス)が59秒54で優勝。しかし、自身の日本記録は上回れず、派遣標準記録も突破できなかった。女子100メートルバタフライは牧野紘子(東京ドーム)が58秒39で優勝。
■大会3日目、入江は6連覇達成も…
男子50メートル平泳ぎは小関が100メートルに続いて2冠。男子100メートル背泳ぎでは入江陵介(イトマン東進)が6連覇を達成も派遣標準は切れなかった。男子200メートル自由形は松元克央(セントラルスポーツ)が1分45秒63で連覇。世界選手権の代表に決まった。女子100メートル背泳ぎは酒井夏海(スウィン美園)が59秒98で3年ぶり2度目の優勝。女子200メートル自由形は白井璃緒(東洋大)が1分57秒16で初制覇した。
■大会4日目、瀬戸が貫録Vで代表内定
男子200メートルバタフライは瀬戸大也(ANA)が1分54秒44で優勝。世界選手権代表に内定した。女子50メートル背泳ぎは酒井夏海(スウィン美園)が28秒18で100メートルに続き2冠。男子800メートル自由形は平井彬嗣(郵船ロジスティクス)が7分55秒85で初優勝した。
(THE ANSWER編集部)