敵の腹を「ガブッ」 英ヘビー級の“噛みつき失格”に波紋「タイソンが戻って来た」
ボクシングの試合中に相手の腹部に噛みつき、失格になるというまさかの珍事が発生。実際の瞬間を海外メディアが動画付きで公開すると再生回数は60万回を突破し、海外ファンに「タイソンが戻って来た」「なんでこんなことをしたんだ」「永久追放にしろ」など波紋を呼んでいる。
試合中にまさかの行動、海外ファン唖然「なんでこんなことを」「永久追放にしろ」
ボクシングの試合中に相手の腹部に噛みつき、失格になるというまさかの珍事が発生。実際の瞬間を海外メディアが動画付きで公開すると再生回数は60万回を突破し、海外ファンに「タイソンが戻って来た」「なんでこんなことをしたんだ」「永久追放にしろ」など波紋を呼んでいる。
まさかの結末だった。30日(日本時間31日)に英リバプールで行われた国内ヘビー級マッチの5回だ。
カッシュ・アリ(英国)がもつれ、相手のデビッド・プライス(英国)に覆いかぶさるようにしてリングに倒れ込んだ。次の瞬間だ。仰向けになったプライスの腹部辺りに顔をうずめたまま、主審が離せそうとしてもなかなか離れない。しかも、プライスは苦悶の表情を浮かべている。
ようやくアリがはがされたが、異変はプライスの体が物語っていた。胸の下、左腹部付近が7~8センチくらいの大きさで赤く腫れている。あろうことか、アリはプライスに噛みついていたのだ。すぐさまプライスは“事件”をアピール。主審も事態を察知し、失格を宣告したのだった。
米スポーツ専門局「ESPN」の人気番組「スポーツセンター」公式インスタグラムは問題のシーンを「相手に噛みつき、このボクサーは失格になった」とつづり、動画付きで公開。すると、目の当たりにしたファンも驚きの声が続々と上がっている。