八村塁、覚醒の裏にあった英語力の向上 同僚の目「発言力の高いリーダーになった」
発言力を高めた英語力「今やフロアで発言力の高いリーダーになったんだ」
「僕たちのリーダーとしてより自信を深めたと言えると思う。自分の発言というものをいかに生かすか、彼は学んだ。声をどうかけるのか。そして、今やフロアで発言力の高いリーダーになったんだ。コート内外でも彼の英語は昨年と比べて格段に成長している。英語が上手くなったので、一緒にいてもっと楽しくなったし、一緒に出掛けるようにもなったんだよ」
キスパートは3年目を迎えた八村の英語力が飛躍的に成長したことで、コート上でチームリーダーとしての振る舞いも可能になったと明かしている。6月のNBAドラフトでも日本人史上初の指名が確実視されている八村。コミュニケーション能力の進化こそが、全米王者を目指すチームにおいて同僚から信頼を寄せられる存在となった理由のようだ。
(ジョセフ・ディポリート / Joseph D’Hippolito)