来季はトルソワ、シェルバコワらのライバルに？　「もちろんです」と断言

　さらに「4回転ジャンプを跳ぶトゥルシンバエワは同じトゥトベリーゼ一門で練習する若いスケーターたちの将来のライバルですか？」と問われると、レオノワ氏は「もちろんです」と言い、持論を展開した。

「今はこういうことです。4回転なしでどこにも行けない。今、3回転ジャンプでは誰も驚かせないと言うことができるでしょう。少女たちは3回転アクセルを跳ぼうと頑張っています。加えて、私たちはトゥトベリーゼ一門の教え子、アレクサンドラ・トルソワとアンナ・シェルバコワの2人が4回転ジャンプを跳ぶのを知っています」

　こう語った上で「もし、例えばトゥルシンバエワが2本、4回転ジャンプを跳ぶようになったら――私は、彼女はそれができると思うのですが――それは（頂点を目指す戦いに）重大なエントリーになるでしょう」と続けたという。

　4回転ジャンプを複数プログラムに入れることも不可能ではないと太鼓判を押したレオノワ氏。そうなれば、トップ戦線で勝負できる大きな武器になるとみているようだ。