「彼は限界を知らない」― 羽生結弦、“魂の4分間”直後にタラソワ氏が語った言葉
ヤグディン氏はジョーク炸裂「ユヅルが出るなら五輪でフラワーボーイの申請を…」
一緒に解説を務めたソルトレイクシティー五輪金メダリストのアレクセイ・ヤグディン氏は「とても多くの黄色いくまのぬいぐるみがリンクにありますね」と客席から投げ込まれる「くまのプーさん」に注目すると、実況も「どれだけ多くのウィニー・ザ・プーがリンクにあるでしょう。これだけの量は見たことがありません」と驚いた様子だ。
これを受け、ヤクディン氏は「世界選手権が日本で行われていることは素晴らしいことです、そして私たちがこの瞬間にここにいることは素晴らしいことです。次の大会(福岡・世界国別対抗戦)もフィギュアスケートをとても愛する日本で行われます。ユヅルが参加するかはわかりませんが」と日本のファンに好意を示した。
また、タラソワ氏は「ユヅルが昨日、私のところに来たので言いました。『あなたはもう一回チャンスがありますよ』と。彼は頑張りました」と秘話を明かし、VTRで演技後の羽生の笑顔が映されると「彼のこのような顔を見たことがありません」とやり切った王者の充実の表情に熱視線を寄せた。
ヤクディン氏は「今、私は決断しました」と切り出し、「もし、ユヅル・ハニュウが東京五輪に出場するのなら、私は必ず自分の体のコンディションを整えてフラワーボーイになるための申請します。花やこのウィニー・ザ・プーを拾い集めるために」と断言。実況に指摘され、五輪は「北京」に訂正したが、そんなジョークを飛ばしたくなるほどの演技だった。
(THE ANSWER編集部)