ターゲットは井上尚弥― “問題児”ネリが対戦希望、陣営は年内挑戦を予告
ボクシングの前WBC世界バンタム級王者の同級1位ルイス・ネリ(メキシコ)は米国デビュー戦で、元IBF世界スーパーフライ級王者のマクジョー・アローヨ(プエルトリコ)に4回終了TKO勝ちを飾った。デビューからの連勝を29に伸ばし、再びバンタム級のトップ戦線を伺うネリ。陣営はWBA王者の井上尚弥(大橋)や、WBC正規王者ノルディ・ウーバーリ(フランス)への挑戦プランを明かしている。米メディアが報じている。
ネリ陣営が今後のプラン公開、井上かウーバーリを標的に
ボクシングの前WBC世界バンタム級王者の同級1位ルイス・ネリ(メキシコ)は米国デビュー戦で、元IBF世界スーパーフライ級王者のマクジョー・アローヨ(プエルトリコ)に4回終了TKO勝ちを飾った。デビューからの連勝を29に伸ばし、再びバンタム級のトップ戦線を伺うネリ。陣営はWBA王者の井上尚弥(大橋)、WBC正規王者ノルディ・ウーバーリ(フランス)への挑戦プランを明かしている。米メディアが報じている。
米国デビュー戦を鮮やかな4回TKOで飾ったネリ。これで6か月の出場停止処分が明けてからは3連勝とした。米専門メディア「ボクシングシーン.com」はネリがフェルナンド・ベルトラン・プロモーターらと、母国のティファナで今後についての記者会見を行ったと報じ、その中で同プロモーターは次のプランをこう明かしている。
「彼はいい仕事をしている。米国でのデビューはいい形で切ったし、チャンピオンとしてすべきことをした」とアローヨを鮮やかに倒した一戦を振り返りつつ、「彼は米国ですでに118ポンド(約53.5キロ=バンタム級のリミット)で試合をしたのだから、もはや彼がバンタム級ではないとは言えない。彼が問題なく118ポンド以下になったことを誇りに思う。疑いなく、彼は世界一のバンタム級選手だ」と減量苦から解放され、バンタム級でタイトルを目指せると自信をのぞかせている。