羽生結弦、124日ぶりの公式戦は94.87点 冒頭ジャンプは失敗も3A美しく決める
フィギュアスケートの世界選手権は21日、男子ショートプログラム(SP)が行われ、五輪連覇の羽生結弦(ANA)は94.87点をマーク。昨年11月のグランプリ(GP)シリーズロシア杯フリー以来124日ぶりの公式戦で大歓声を浴びた。
世界選手権男子SP
フィギュアスケートの世界選手権は21日、男子ショートプログラム(SP)が行われ、五輪連覇の羽生結弦(ANA)は94.87点をマーク。昨年11月のグランプリ(GP)シリーズロシア杯フリー以来124日ぶりの公式戦で大歓声を浴びた。
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逆境を乗り越えた王者がリンクに帰還した。「秋によせて」に乗せて、魂を込めて滑った。冒頭の4回転サルコーは失敗し0点に、続くトリプルアクセルは見事に決めた。後半の4回転トウループ―3回転トウループも美しく降りた。右足首の状態は万全ではないはずだが、懸命に堪え滑り切った。
66年ぶりに五輪連覇を成し遂げた絶対王者。今季もグランプリ(GP)シリーズ、フィンランド杯で297.12点の今季世界最高得点をマークして優勝。続くロシア杯でもショートプログラム(SP)で、自身がフィンランド杯で記録した得点を超える110.53点で首位発進を決めるも、フリーの前の練習で右足首を負傷。フリーでは患部に負担をかけない演技構成に急遽変更し、見事にGPシリーズ連勝を飾っていた。
しかし、その後は12月のGPファイナル、全日本選手権を欠場。今大会が約4か月ぶりの復帰戦だった。
(THE ANSWER編集部)