紀平梨花だけじゃない 露名選手は坂本花織も絶賛「すべてのジャンプが美しく高い」
フィギュアスケートの世界選手権、注目の女子ショートプログラム(SP)は20日に行われる。日本VSロシアの一騎打ちの様相を呈しているが、ロシアの名スケーターも紀平梨花(関大KFSC)を最有力視。また全日本女王の坂本花織(シスメックス)についても絶賛し、ロシア勢はミスが許されないとみている。現地メディアが報じている。
2012年大会の銀メダリスト・レオノワが大会を展望
フィギュアスケートの世界選手権、注目の女子ショートプログラム(SP)は20日に行われる。日本VSロシアの一騎打ちの様相を呈しているが、ロシアの名スケーターも紀平梨花(関大KFSC)を最有力視。また全日本女王の坂本花織(シスメックス)についても絶賛し、ロシア勢はミスが許されないとみている。現地メディアが報じている。
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ロシアメディア「sportsdaily.ru」では、2012年の世界選手権の銀メダリスト、アリョーナ・レオノワをインタビュー。「2012年世界選手権の銀メダリストがアリーナ・ザギトワの主な競争相手を指名した」とタイトルをつけ、埼玉での頂上決戦を展望している。
レオノワはまず、自国の誇る金メダリスト、アリーナ・ザギトワの最大のライバルとして紀平の名前を挙げている。
「技術的な観点でいうとキヒラです。彼女は3回転アクセルを持っています。リスクを冒して、フリーで2回跳ぶ可能性もありえます。そのうち、一つは連続ジャンプで。SPに関しては私が思うに今シーズンで一度もうまく行っていません。特にこのアクセルの部分で問題があります」
昨年12月のGPファイナルではSPでも完璧な演技を見せたが、紀平はどちらかといえばフリーで巻き返す傾向が強く、その点に関して同氏は指摘している。
エフゲニー・プルシェンコがSPで大きく出遅れ、逆にミスなしで滑ったライバルのアレクセイ・ヤグディンに敗れた2002年のソルトレイクシティ五輪を引き合いに出し、「もし誰かがミスのない演技をすると、プルシェンコ氏のときのようになるかもしれません」とSPでどんなスタートを切るかに注目している。