ネリ、圧勝劇をパッキャオが観戦 “問題児”も喜び「俺の試合に来てくれて嬉しいよ」
ボクシングのバンタム級10回戦(米アーリントン)は16日(日本時間17日)、前WBC世界バンタム級王者の同級1位ルイス・ネリ(メキシコ)が元IBF世界スーパーフライ級王者のマクジョー・アローヨ(プエルトリコ)に4回終了TKO勝ちを飾った。米デビュー戦で圧勝し、デビューからの連勝は「29」に。この一戦を観戦していたのが、6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)だ。海外メディアが試合後の2ショットを公開し、勝ったネリは「俺の試合に来てくれて嬉しいよ」と喜んでいる。
4回TKO勝ちをパッキャオが観戦、リングサイドで2ショット撮影も
ボクシングのバンタム級10回戦(米アーリントン)は16日(日本時間17日)、前WBC世界バンタム級王者の同級1位ルイス・ネリ(メキシコ)が元IBF世界スーパーフライ級王者のマクジョー・アローヨ(プエルトリコ)に4回終了TKO勝ちを飾った。米デビュー戦で圧勝し、デビューからの連勝は「29」に。この一戦を観戦していたのが、6階級制覇王者マニー・パッキャオ(フィリピン)だ。海外メディアが試合後の2ショットを公開し、勝ったネリは「俺の試合に来てくれて嬉しいよ」と喜んでいる。
ボクシング界が誇る英雄が見守る前で、ネリが勝った。2回に左アッパーで1度目のダウンを奪うと、3回には連打からの左、4回にはロープ際の猛ラッシュで2度のダウンを奪い、ワンサイドゲームでTKO勝ち。デビューからの連勝を「29」に伸ばした。この一戦を観戦していたのが、パッキャオだった。
米スポーツ専門局「ESPN」メキシコ版のボクシング公式ツイッターは、リングサイドで実現していた2ショット写真を公開。メキシコの国旗を肩にかけ、誇らしげにファイティングポーズを取った隣からジャケット姿のパッキャオが肩に手を回し、優しげな表情で労っているような1枚を披露していた。
米紙「ロサンゼルスタイムズ」によると「マニー・パッキャオと比較されてきたネリは米国デビューに満足げだった」と記した上で、試合後に「彼らが自分とパッキャオを比べてくれたことが嬉しい。そして、彼が俺の試合を見に来てくれたことはもっと嬉しいよ」とネリが喜んだことを伝えている。
パッキャオはこの後に行われたIBF世界ウエルター級タイトル戦のエロール・スペンス(米国)―マイキー・ガルシア(米国)も観戦した。ネリにとっては山中慎介(帝拳)戦で体重超過により、王座剥奪、6か月出場停止を経て帰ってきたリング。英雄にファイトを披露できたことは格別だったようだ。
(THE ANSWER編集部)