大坂破ったベンチッチ、元世界1位撃破4強にWTA絶賛「素晴らしい冒険は砂漠でも続く」
テニスのBNPパリバ・オープンは14日(日本時間15日)、女子シングルス準々決勝で世界ランク23位ベリンダ・ベンチッチ(スイス)が同5位カロリナ・プリスコバ(チェコ)を6-3、4-6、6-3で破り、4強進出を決めた。世界1位・大坂なおみ(日清食品)を破った4回戦に続く金星。WTAは圧巻のサーブで試合を決めた瞬間を動画付きで公開し、「素晴らしい冒険は、カリフォルニアの砂漠でも続く」と絶賛している。
大坂に続き世界1位経験者を連破、最後は強烈サーブでプリスコバを下す
テニスのBNPパリバ・オープンは14日(日本時間15日)、女子シングルス準々決勝で世界ランク23位ベリンダ・ベンチッチ(スイス)が同5位カロリナ・プリスコバ(チェコ)を6-3、4-6、6-3で破り、4強進出を決めた。世界1位・大坂なおみ(日清食品)を破った4回戦に続く金星。WTAは圧巻のサーブで試合を決めた瞬間を動画付きで公開し、「素晴らしい冒険は、カリフォルニアの砂漠でも続く」と絶賛している。
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22歳がインディアンウェルズの主役になろうとしている。マッチポイント。ベンチッチは弾丸のような強烈なサービスを打ち込む。プリスコバも懸命に腕を伸ばして対応するが、相手コートに返すことができない。ついにセミファイナル進出を決めた瞬間だった。
思わず雄たけびを上げ、感情を爆発させたベンチッチ。プリスコバと握手を交わし、コートの中央に出ると総立ちのファンから万雷の拍手が降り注ぐ。手を叩いて応えた22歳だったが、ベンチに戻っても「何てことなの」と自分でも信じられないといった表情で、まだ勝利に実感がないような様子だった。
WTA公式ツイッターは実際のシーンを動画付きで決着の瞬間を公開。さらに、公式サイトでは「スリリングな3セットを制して12連勝を達成。元世界ランキング1位のカロリナ・プリスコバとの激戦を勝ち抜き、BNPパリバ・オープン準決勝に進出」とレポート。試合を振り返っている。