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ボクシング世界戦で敵意全開の態度「気合が入る」 28勝28KO「怪物」と戦う力石政法が歓迎

握りこぶしを作るエドアルド・ヌニェス(左)と力石政法【写真:浜田洋平】
握りこぶしを作るエドアルド・ヌニェス(左)と力石政法【写真:浜田洋平】

力石「28勝28KO。実質全勝の怪物みたいな選手」

 昨年3月に敵地イタリアで行われたWBCシルバー王座戦で12回TKO勝利。土壇場の逆転劇だった。岡田誠一、鈴木康弘両トレーナーの2人体制で指導を受け、パワーとテクニックの両面で実力を磨いてきた。世界2階級制覇王者の兄・矢吹正道はセコンド入りしないが、近くで見守ってくれる予定。「心が折れそうな時に何かしらの支えになると思う」と感謝した。

 世界王者になるために、一番必要なものは「メンタルです」と即断言。「相手は普通の選手じゃない。28勝28KO。1敗も“地元判定”みたいなもので負けていないと思っている。実質全勝の怪物みたいな選手。その選手に立ち向かう勇敢なメンタルが必要。それはつくってきた」。人生を懸けた大一番に挑む。

 メインイベントのWBO世界バンタム級(53.5キロ以下)タイトルマッチは、王者・武居由樹(大橋)が53.5キロ、同級8位ユッタポン・トンデイ(タイ)が53.1キロでパス。武居は2度目の防衛戦となる。

(THE ANSWER編集部)


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