井上尚弥の影響力、米国人も「日本がメッカの認識」 6.19世界戦で日本に中量級王者を呼べた理由

大橋会長が佐々木尽に期待する理由「ああいう選手じゃないと勝てない」
一昔前なら米国人王者が海外で、しかも遠い日本で試合をするのは「田舎でやらされるイメージ」もあったという。「ネット配信になってイメージが変わったと思います。以前のように田舎でやらされるという感じではありません。今の日本はメッカという認識もあるのでは」と指摘。資金力のあるネット配信を近年で定着させたのは井上だ。
今回の試合実現に影響を与えたのではという問いに「それもあると思います」と大橋会長。ノーマンJr.がトップランク社所属というのも後押しになり「それも大きいです。井上に繋がりますね」と存在の大きさを実感した様子だった。
この日、佐々木は「宇宙人対宇宙人の戦いになる」と話すなど、実力はもちろん発言でも注目を浴びるボクサー。大橋会長は「度胸がある選手。自分で宇宙人と言っていますが、ああいう選手じゃないとウェルター級では勝てないのだと思います。『精一杯、頑張ります』とだけを言う選手では厳しい。久々にウェルター級でスリリングな試合になるでしょうね」と期待を込めた。
【6月19日の主な対戦カード】
▽WBO世界ウェルター級タイトルマッチ12回戦
王者ブライアン・ノーマンJr.(米国)
VS
同級2位・佐々木尽(八王子中屋)
▽東洋太平洋ウェルター級王座決定戦12回戦
同級8位・田中空(大橋)
VS
同級4位・小畑武尊(ダッシュ東保)
▽日本フェザー級王座決定戦10回戦
同級1位・大久祐哉(金子)
VS
同級2位・阿部麗也(KG大和)
▽IBF世界ライトフライ級王座決定戦12回戦
同級1位クリスチャン・アラネタ(フィリピン)
VS
同級2位タノンサック・シムシー(タイ)
▽76.2キロ契約
森脇唯人(ワールドスポーツ)
VS
ベク・ハソ(モンゴル)
▽フェザー級8回戦
大橋蓮(大橋)
VS
ラン・コウコウ(中国)
▽東日本新人王予選4回戦
山口聖矢(大橋)
VS
木内凌佑(セレス)
(THE ANSWER編集部)
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