ウィルソン氏は演技後に称賛「あなたは戦士よ」

　世界選手権出場を争っている2位のエリザベータ・トゥクタミシェワは221.19点。意地の挽回で僅差の勝利を掴みとったことを記事では紹介している。

　昨年12月のロシア選手権ではSP14位という不振が響き、まさかの7位。表彰台を逃していたメドベージェワの復活劇にコーチのトレーシー・ウィルソン氏がフリーの演技後、「あなたは戦士よ」と称賛していたことも紹介している。

　平昌五輪後、五輪連覇王者の羽生結弦（ANA）も師事するブライアン・オーサー氏の門下生となり、カナダを拠点としてから、嬉しい初タイトルとなったことにも注目。世界選手権のロシア代表枠は平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワと欧州選手権Vのソフィア・サモドゥロワがすでに確実視されている中、1年3か月ぶりにタイトルを勝ち取ったメドベージェワ。2016、17年と世界選手権を連覇した女王の復活劇はフィギュア界で大きな話題となっている。