メドベ、復活のSP首位発進に露メディアも賛辞「世界選手権に踏みとどまった?」
フィギュアスケートのロシア杯ファイナルは21日(日本時間22日)、女子ショートプログラム(SP)で平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワが76.89点で首位発進となった。不振に喘いでいた女王の復活に対し、母国のロシアメディアも「メドベージェワが今シーズン初めての理想的な滑り」と復調を評価している。
母国メディアも復調を評価「申し分のない滑りをどこか過去から持ってきた」
フィギュアスケートのロシア杯ファイナルは21日(日本時間22日)、女子ショートプログラム(SP)で平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワが76.89点で首位発進となった。不振に喘いでいた女王の復活に対し、母国のロシアメディアも「メドベージェワが今シーズン初めての理想的な滑り」と復調を評価している。
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復活を予感させる華麗な舞いにロシアが沸いた。メドベージェワは深紅の衣装に身を包み、冒頭の3回転フリップ―3回転トウループを綺麗に着氷させると、以降も2本のジャンプをミスなく決め、高得点をマーク。12月のロシア選手権は14位と出遅れたSPで“らしさ”を取り戻し、演技後はガッツポーズも飛び出した。
米国の名物記者ジャッキー・ウォン氏は自身のツイッターで“完璧ジャンプ3連発”を動画付きで公開するなど、復調ぶりに大きな注目が集まっていたが、母国のロシアメディアも熱視線を寄せている。「sports.ru」は「メドベージェワが今シーズン初めての理想的な滑り。世界選手権へ向け、一歩踏みとどまったか?」と見出しを打って特集した。
今季初めてミスのなく滑ったことを伝えた上で「フリップとトウループの連続ジャンプにアクセル、ループ……以前はどれかのジャンプが必ずうまくいかなかったりしたが、今日は申し分のない滑りをどこか過去から持ってきた。今日彼女は単純に平穏に、そして平和的に滑った」と本来の安定感ある演技を称えた。