トラウト発案「リーダーシップの見本だ」 エンゼルスで始まった“新たな儀式”が米話題
米大リーグのエンゼルスが選んだ今季のホームラン(HR)ハットが話題となっている。既にお披露目されており、米ファンからは「このハットは最高だ!」「素晴らしい敬意を表している」などと反響が集まっている。

エンゼルスの新しいHRハット
米大リーグのエンゼルスが選んだ今季のホームラン(HR)ハットが話題となっている。既にお披露目されており、米ファンからは「このハットは最高だ!」「素晴らしい敬意を表している」などと反響が集まっている。
球団公式Xが「新しいシーズン、新しいホームランハット」と題して動画を投稿。そこには消防士が現場で使用するヘルメットが公開されている。正面の中心部分には金色のマーク。上部には「FIRE CHIEF」と記されている。30日(日本時間31日)のホワイトソックス戦でパリスがホームランを打った後、ベンチで早速これを装着していた。
米カリフォルニア州地元局「バリー・スポーツ・ウェスト」のエンゼルス・レポーター、エリカ・ウェストンさんはこのHRハットについてXで言及。「エンゼルスは今年、ロサンゼルス郡の消防隊長のヘルメットをかぶってホームランのセレブレーションをします」と伝え、「マイク・トラウトのアイデアだそうです」と主砲の発案だったことを紹介している。
米ファンからは「このハットは最高だ! LAの消防局への素晴らしい敬意を表している」「これいいね! 素晴らしいHRハットだ!」「マイク・トラウトがヒーローの消防士に敬意を示したのは、静かで、強く、品のあるリーダーシップの見本だ」「天使の輪の方がよかった」などと様々な反響が寄せられている。
エンゼルスはこれまでも日本の兜やカウボーイハット、天使の輪などをホームラン後のセレブレーションで使用し話題となっていた。ロサンゼルスでは今年1月に、大規模な山火事が発生。地元の各チームが消防士や救急隊員の活動に感謝を示している。
(THE ANSWER編集部)