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桃田賢斗、団体決勝で盟友と再戦「リベンジしたい」 女子決勝の注目ポイントは?

バドミントン「S/Jリーグ」のプレーオフであるトップ4トーナメントが16日にサイデン化学アリーナ(さいたま市記念総合体育館)で開幕し、男子は3連覇を狙うトナミ運輸と最多18度(前身の日本リーグを含む)の優勝を誇るNTT東日本が、女子は日本ユニシスと再春館製薬所が翌17日の決勝に駒を進めた。

決勝進出を決めたNTT東日本・桃田賢斗【写真:平野貴也】
決勝進出を決めたNTT東日本・桃田賢斗【写真:平野貴也】

バドミントンS/Jリーグ、男子はトナミ運輸とNTT東日本が決勝で激突

 バドミントン「S/Jリーグ」のプレーオフであるトップ4トーナメントが16日にサイデン化学アリーナ(さいたま市記念総合体育館)で開幕し、男子は3連覇を狙うトナミ運輸と最多18度(前身の日本リーグを含む)の優勝を誇るNTT東日本が、女子は日本ユニシスと再春館製薬所が翌17日の決勝に駒を進めた。S/Jリーグは、2016年に日本リーグ1部の上位リーグとして新設された国内最高峰の団体戦。昨季まで日本リーグ同様に総当たり戦で行われていたが、今季は男女ともに2ブロックに分かれて総当たり戦を行い、各組上位2位がプレーオフに進出する形式で行われている。試合は、第1ダブルス、シングルス、第2ダブルスの順に行われ、先に2勝したチームが勝利する。

 男子は、決勝で男子シングルスの注目対決が実現する可能性が出てきた。NTT東日本の桃田賢斗と、トナミ運輸の西本拳太は、同じ94年生まれで日本A代表のチームメート。所属チームではエースシングルスを務める。実績では、昨年の世界選手権で初優勝を飾り、日本男子で初めて世界1位に上り詰めた桃田が上回るが、西本も世界ランク11位の実力者。今季初戦となった1月のマレーシアマスターズでは1回戦で桃田を破っている。

 桃田は「勝ちたいけど、全力を出し合って高め合っていければ良い(と思っている相手)。でも、明日はチームのために、リベンジしたい。西本選手は、トータルバランスの取れた選手で、簡単には勝てないでしょうし、長いラリーになると思うけど、気持ちで負けないようにプレーしたい」と雪辱を誓った。2つのダブルスでは、日本A代表2ペアを擁するトナミ運輸が圧倒的に優位だが、NTT東日本の齋藤太一、古賀輝も大卒2年目で力をつけており、ワンチャンスを狙う。チームの優勝には、桃田の勝利は必須と言える。桃田は「チーム一丸で臨まなければ勝利が見えてこない、厳しい戦い。絶対勝つという気持ちで、1点、1点、どん欲に取りに行きたい」と強い意欲を示した。トナミ運輸が勝てば3連覇、NTT東日本が勝てば2014年度以来4年ぶりで最多19度目の優勝となる。

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