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渋野日向子、9打差V吉田優利に脱帽「1人だけ違うコース」 米ツアーへ決意「向こうで結果を…」

女子ゴルフの国内ツアー・Vポイント×SMBCレディス最終日が23日、千葉・紫CCすみれC(6668ヤード、パー72)で行われた。渋野日向子(サントリー)は2バーディー、2ボギーの72で回り、通算2アンダーの6位。2022年11月以来の国内ツアートップ10入り。「楽しかった」「パワーをもらった」と言い、次週の米ツアー・フォード選手権に意欲を示した。優勝は13アンダーの吉田優利(エプソン)。

Vポイント×SMBCレディスに参戦した渋野日向子【写真:Getty Images】
Vポイント×SMBCレディスに参戦した渋野日向子【写真:Getty Images】

Vポイント×SMBCレディス最終日

 女子ゴルフの国内ツアー・Vポイント×SMBCレディス最終日が23日、千葉・紫CCすみれC(6668ヤード、パー72)で行われた。渋野日向子(サントリー)は2バーディー、2ボギーの72で回り、通算2アンダーの6位。2022年11月以来の国内ツアートップ10入り。「楽しかった」「パワーをもらった」と言い、次週の米ツアー・フォード選手権に意欲を示した。優勝は13アンダーの吉田優利(エプソン)。

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 渋野は、吉田の優勝シーンを見届けた後に取材に応じた。

「事務所が同じですし、アメリカで一緒に戦う身近な選手。すごく刺激になりました。(吉田は)1人だけ違うコースでプレーしているようでしたけど(笑)」

 自身のプレーを問われると、最終18番でバーディーを奪ったことに触れ、「スポンサーさんが見てるところだけ、頑張りました(笑)。本当に最後決められて良かったですね」と冗談めかした。

 2022年から米ツアーを主戦場とし、以降、国内ツアーは年間2~4試合に出場する程度。その度に渋野には大ギャラリーがつくが、今回は2年4か月ぶりに「国内トップ10入り」を果たしたことで、「久々ですし、うれしいです。毎年、日本に帰ってくる度に応援してくださるので、初心に戻れるというか、いい緊張感の中できているので楽しかったです」と実感を込めた。

 吉田だけでなく、同組で回った飛ばし屋の穴井詩にも刺激を受けたという。

「4番でドラコンあったので『どうにか詩さんを越えよう』としたけど、30ヤード届きませんでした(笑)。詩さんとプレーすると体の使い方がすごい勉強になります」

 4月には、海外メジャー初戦のシェブロン選手権が開催される。2019年の全英女子オープンを制した渋野は「あっという間な感じしますが。いいゴルフができるようにしたいです。たくさん、パワーをもらったので頑張らないとですね」と言った。

 取材陣から「次、いつ日本で試合を」と問われると、「(11月の)TOTO(ジャパンクラシック)です」と即答。「今のところはそれぐらいしかわからないです。主戦場はアメリカなので、向こうで結果を出さないと帰って来られないです。(今回は)帰ってきたけど」と最後もシブコスマイルを見せていた。

(THE ANSWER編集部・柳田 通斉 / Michinari Yanagida)


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