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駆け付けた妻と減量クリア「夫婦二人三脚で」 栄養士の助言も…世界王者へ京口紘人の肉体完成

ボクシングのトリプル世界戦興行に臨む選手たちが12日、都内で前日計量に臨んだ。13日に東京・両国国技館で開催。セミファイナルのWBO世界フライ級(50.8キロ以下)タイトルマッチは、王者アンソニー・オラスクアガ(米国・帝拳)が50.6キロ、同級14位・京口紘人(ワタナベ)が50.8キロで一発クリア。京口はアスリートフードマイスターの妻のサポートを受け、減量を乗り越えた。戦績は26歳のオラスクアガは8勝(6KO)1敗、31歳の京口は19勝(12KO)2敗。

前日計量に登場した京口紘人【写真:高橋学】
前日計量に登場した京口紘人【写真:高橋学】

3.13トリプル世界戦、興行は「U-NEXT」で独占生配信

 ボクシングのトリプル世界戦興行に臨む選手たちが12日、都内で前日計量に臨んだ。13日に東京・両国国技館で開催。セミファイナルのWBO世界フライ級(50.8キロ以下)タイトルマッチは、王者アンソニー・オラスクアガ(米国・帝拳)が50.6キロ、同級14位・京口紘人(ワタナベ)が50.8キロで一発クリア。京口はアスリートフードマイスターの妻のサポートを受け、減量を乗り越えた。戦績は26歳のオラスクアガは8勝(6KO)1敗、31歳の京口は19勝(12KO)2敗。

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 2年4か月ぶりの世界戦にたどり着いた。京口は計量台で厚みを増した肉体をアピール。表情を変えず、王者と12秒睨み合った。最後は握手を交わし、サムアップポーズ。「今までのフライ級の中では一番いい。気持ちは変わらない。ただ、こうやってたくさんのメディアの方がいて懐かしいなと思う」。計量前から笑みを浮かべ、順調に仕上げ切った。

 インフルエンサーの「あきまっくす」として活動してきた亜希さんと2023年1月に結婚。アスリートフードマイスターの資格を持つ妻と2人で管理栄養士の助言を受けた。この日は亜希さんも駆け付け、陣営とともに会場でサポート。「結婚してから世界挑戦は初めて。その中で妻も今まで以上にサポートをしてくれていた。そこは夫婦二人三脚で臨めている」と感謝を込めた。

アンソニー・オラスクアガと並んだ京口(右)【写真:高橋学】
アンソニー・オラスクアガと並んだ京口(右)【写真:高橋学】

 オラスクアガは2度目の防衛戦。京口は勝てば日本人8人目の3階級制覇、2年4か月ぶりの世界王座返り咲きとなる。「2年とちょっと。思ったよりも早く来た。負けも、いろんなことも経験した」。若さと勢いのある王者にキャリアの違いを見せつける。

【3月13日トリプル世界戦の主な対戦カード】

▽WBA&WBC世界フライ級王座統一戦
WBC王者・寺地拳四朗(BMB)
VS
WBA王者・ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)

▽WBO世界フライ級タイトルマッチ
王者アンソニー・オラスクアガ(米国・帝拳)
VS
同級14位・京口紘人(ワタナベ)

▽WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ
王者・岩田翔吉(帝拳)
VS
同級2位レネ・サンティアゴ(プエルトリコ)

▽117ポンド(約53.07キロ)契約8回戦
坪井智也(帝拳)
VS
WBOアジアパシフィックバンタム級2位ブーンルエン・ファヨン(タイ)

(THE ANSWER編集部)


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