ジョコに敗戦も… ナダルの鮮烈ダウンザラインが大会選出“決勝NO1ショット”に
テニスの4大大会・全豪オープンは27日、男子シングルス決勝で世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が同2位のラファエル・ナダル(スペイン)を6-3、6-2、6-3のストレートで破り、3年ぶり7度目の優勝を飾った。一方で敗れたナダルだが、大会公式は第2セットでみせた強烈なフォアでのダウンザラインを「ショット・オブ・ザ・デイ」に選出。動画で公開している。
準優勝ナダルの強烈なフォアが「ショット・オブ・ザ・デイ」に
テニスの4大大会・全豪オープンは27日、男子シングルス決勝で世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が同2位のラファエル・ナダル(スペイン)を6-3、6-2、6-3のストレートで破り、3年ぶり7度目の優勝を飾った。一方で敗れたナダルだが、大会公式は第2セットで見せた強烈なフォアでのダウンザラインを「ショット・オブ・ザ・デイ」に選出。動画で公開している。
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ジョコビッチの圧倒的な強さの前に屈したナダル。全試合ストレートで勝ち上がってきていたナダルですら、止められなかった。それでも大会公式が脚光を浴びせているのは、ナダルの第2セットでのスーパーショットだった。
第2セット、2-3とリードされての第6ゲームだ。ジョコビッチのサービスからのラリー。ジョコビッチのフォアにナダルがバックハンドで返す展開。ジョコビッチが決めにいき、フォアで角度をつけた強烈なショットを打ち込むが、これを想定していたナダルは走りながら追いつくと、フォアで強烈なダウンザラインを叩き込んだのだ。
総立ちの観客に向かって雄叫びをあげたナダル。結局、試合には敗れたが、頂上決戦にふさわしい一撃は確かに試合のハイライトの一つだった。