「愛犬に助けられた」の報道は「真実ではない」 フィギュア界沈痛の米墜落事故、本人が否定
米国の首都ワシントン近郊にあるレーガン・ナショナル空港付近で29日(日本時間30日)、アメリカン航空の小型旅客機が墜落。複数のフィギュアスケート関係者が乗っていた可能性を米メディアが報じた。「愛犬のサイズが理由で搭乗拒否され、この旅客機に乗らなかった」との海外報道がなされた選手もいるが、本人がこれを否定している。

ワシントン近郊で小型旅客機が墜落
米国の首都ワシントン近郊にあるレーガン・ナショナル空港付近で29日(日本時間30日)、アメリカン航空の小型旅客機が墜落。複数のフィギュアスケート関係者が乗っていた可能性を米メディアが報じた。「愛犬のサイズが理由で搭乗拒否され、この旅客機に乗らなかった」との海外報道がなされた選手もいるが、本人がこれを否定している。
【PR】DAZNを半額で視聴可能な学生向け「ABEMA de DAZN 学割プラン」が新登場!
米ニュースサイト「ザ・デイリー・ビースト」は「話題のフィギュアスケーターが、飛行機に乗り遅れたことについて真実を明かす」との見出しで記事を掲載。「水曜日に墜落したアメリカン航空便のチケットを持っていたとされていたフィギュアスケーターは、ネット上で拡散した報道とは裏腹に、実際は全く別の都市行きだったと語った」と伝えた。
当初、旅客機の墜落を受けてロシアメディアが「ジョン・マラヴィラはワシントン行きへの便に犬を乗せることができなかった」などと報道。愛犬のサイズが制限超えしていたため、マラヴィアも搭乗できなかったと伝えていた。
しかし、マラヴィラは実際にはこの飛行機に乗る予定はなかったという。本人が説明している「ザ・デイリー・ビースト」の記事では、愛犬のサイズが理由で搭乗できなかったのは本当だが、搭乗予定だったのは「デルタ航空のアトランタ行き」の便だったと報じられている。
「マラヴィラはアトランタ行きの便に乗り、その後デトロイト行きの次の便に乗り継ぐ予定だったという。ワシントン行きの便に搭乗するという虚偽の報道が、どこから出たのかは分からないが、友人たちの運命に打ちのめされていると語った」
仲間たちが乗っていたという報道に胸を痛めているマラヴィラは、同メディアに「まだ信じられない」「私はただ彼らと一緒にいて、とても楽しんでいるのを見ていたんだ」と語っている。搭乗していたフィギュア選手の名前については「挙げたくない」「本当に悲劇的だ」と話している。
マラヴィラは自身のインスタグラムでもストーリー機能を使い「みんな、はっきりさせておきたいのですが(ワシントン行きの便に乗る予定だったという)これらの話は真実ではない。私はデトロイトへ向かっていた。ワシントン行きの便に乗る予定ではなかったんだ」と投稿している。
(THE ANSWER編集部)
