フェルナンデス、感動の“有終V7”に欧州メディアも賛辞「優勝で輝かしい経歴に幕」
フィギュアスケートの欧州選手権(ミンスク)は26日、男子フリーが行われ、今大会限りで引退を表明しているハビエル・フェルナンデス(スペイン)が179.95点をマークし、合計271.59点で逆転V。大会7連覇を飾り、有終の美を飾った。欧州メディアも「優勝で輝かしい経歴を終えた」と賛辞を送った。
今大会限りで引退を表明していた欧州選手権7連覇を達成
フィギュアスケートの欧州選手権(ミンスク)は26日、男子フリーが行われ、今大会限りで引退を表明しているハビエル・フェルナンデス(スペイン)が179.95点をマークし、合計271.59点で逆転V。大会7連覇を飾り、有終の美を飾った。欧州メディアも「優勝で輝かしい経歴を終えた」と賛辞を送った。
「ラマンチャの男」に乗せ、演じ切ったフェルナンデス。迫真の演技を終えると、その意味を知るミンスクのファンが総立ちとなって拍手を送った。肩で息をしながら、フェルナンデスも感極まった表情を浮かべる。そして、大歓声に応えながらリンクを降りると、恩師であるブライアン・オーサー氏とがっちりと抱擁。感動の瞬間だった。
見事に大会7連覇を飾ったフェルナンデス。スペインはもちろん、欧州フィギュア界を牽引してきた27歳に対し、欧州衛星放送「ユーロスポーツ」電子版は「ハビエル・フェルナンデスが欧州選手権7度目の優勝をもって引退」と見出しを打って特集した。
「ベテランのフィギュアスケーター、ハビエル・フェルナンデスが7連続の欧州選手権優勝をもってその輝かしい経歴を終えた」とつづり、大会をレポート。ショートプログラム(SP)3位から2本の4回転ジャンプを跳び、逆転に成功したことを紹介した。
大会7度の優勝はエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)と並ぶ偉大な記録。ファンを愛し、ファンに愛され、氷上を彩った名スケーターが最高の結果とともに、競技の第一線から離れた。
(THE ANSWER編集部)