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韓国で話題、井上尚弥戦で挑戦者のファイトマネーはどうなる? 「新記録を樹立するのでは」35年前の35万ドル超えの声

ボクシングの世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は24日、東京・有明アリーナでWBO11位キム・イェジュン(韓国)と4団体防衛戦を行う。韓国メディアが注目しているのは、キム・イェジュンが受け取るファイトマネー。韓国人最高記録を、35年ぶりに更新する可能性があるのだという。

井上尚弥(左)とキム・イェジュン【写真:高橋学】
井上尚弥(左)とキム・イェジュン【写真:高橋学】

韓国人ボクサーの最高額は1990年、ペク・インチョルの35万ドル

 ボクシングの世界スーパーバンタム級(55.3キロ以下)4団体統一王者・井上尚弥(大橋)は24日、東京・有明アリーナでWBO11位キム・イェジュン(韓国)と4団体防衛戦を行う。韓国メディアが注目しているのは、キム・イェジュンが受け取るファイトマネー。韓国人最高記録を、35年ぶりに更新する可能性があるのだという。

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 両者は23日、横浜市内で前日計量に臨み、とも55.2キロで一発パス。井上にとっては延期、対戦相手変更と続いた異例の興行となる。そんな中で韓国メディア「MKスポーツ」が注目したのは、キムに与えられるファイトマネーだ。

「ボクシング最強者と対戦のキム・イェジュン『対戦料は10億ウォンじゃない』」という記事で伝えている。記事は「21日午前、日本で社団法人韓国ボクシングコミッションのファン・ヒョンチョル代表と会ったキム・イェジュンは『10億ウォン近い対戦料を受け取るのではないか』という質問に『人々はそんな話が好きみたいですね』『そんなには受け取りませんよ』と正直に答えた」と伝えている。

 ファイトマネーが話題になるのは、韓国選手としての最高額が生まれたのがもう35年も前になるからだという。記事は1990年3月に、フランスのリヨンでWBA世界スーパーミドル級の防衛戦に臨んだペク・インチョルが受け取った35万ドル(約5億ウォン=当時)が、韓国人の歴代ファイトマネー1位だとした。この試合でペク・インチョルはクリストフ・ティオゾ(フランス)に敗れ、王座から陥落。その後引退している。

 記事はキム・イェジュンが「2020年代の世界の第一人者とぶつかるだけに、実に1万2720日(34年9か月26日)ぶりに韓国のプロボクシング対戦料の新記録を樹立するのではと、期待が混じった見通しがでている」と、金額に注目しているようだ。

(THE ANSWER編集部)


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