錦織へ、ジョコビッチから労いのエール「素早い回復、健康を祈っている」
テニスの4大大会・全豪オープンは23日、男子シングルス準々決勝で世界ランク9位の錦織圭(日清食品)は同1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦。1-6、1-4の時点で負傷により途中棄権し、自身初の4強進出はならなかった。ジョコビッチは24日、インスタグラムを更新。錦織に対して「素早い回復、健康を祈っている」とエールを送っている。
ジョコビッチがSNSを更新、錦織に言及
テニスの4大大会・全豪オープンは23日、男子シングルス準々決勝で世界ランク9位の錦織圭(日清食品)は同1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦。1-6、1-4の時点で負傷により途中棄権し、自身初の4強進出はならなかった。ジョコビッチは24日、インスタグラムを更新。錦織に対して「素早い回復、健康を祈っている」とエールを送っている。
激闘を繰り返してきた錦織に、天敵ジョコビッチに対抗できる力は残っていなかった。第1セットを1-6で落とすと、第2セット、1-4とリードを許した時点で棄権した。右肩にラケットバッグを背負い、左手で顔を覆いながらコートを後にする錦織。その姿からは隠し切れない悔しさが滲んでいた。
錦織の前に高い壁として立ちはだかったジョコビッチ。5試合で計14時間39分を戦い、力尽きたライバルに対して、温かい言葉を送っている。
自身のインスタグラムに「シーズン開幕前、私の体、心、そして魂を再び充電し、体のバランスを見つけた。これらの共同作用は私にとってキーになる」と自身の充実ぶりをつづり、続けて「ケイ・ニシコリの素早い回復、健康を祈っている」と激闘続きだった日本の29歳へエールを送った。
錦織に対して15連勝、通算で16勝2敗と大きく勝ち越しているジョコビッチ。だが、常に錦織に対してはリスペクトの思いを抱いている。また別の舞台で、万全の状態でのマッチアップを期待したい。
(THE ANSWER編集部)