マレー惜別、ジョコとの13年前の初対戦にファン感動の嵐「今までで最もワクワクした」
男子テニスで今季限りで引退を表明し、全豪オープン1回戦で敗退した元世界ランク1位アンディ・マレー(英国)。一時代を築いた「BIG4」の一角には、各所から別れを惜しむメッセージが送られているが、ATP公式中継サイト「テニスTV」では2006年のノバク・ジョコビッチ(セルビア)との初対戦に脚光を浴びせ、凄まじいラリーの応酬を動画で公開。ファンからは「何て美しいポイントだ」「これは今まで見た中で最もワクワクした」と郷愁を誘っている。
テニスTVが2006年のマレーとジョコビッチの初対戦に脚光
男子テニスで今季限りで引退を表明し、全豪オープン1回戦で敗退した元世界ランク1位アンディ・マレー(英国)。一時代を築いた「BIG4」の一角には、各所から別れを惜しむメッセージが送られているが、ATP公式中継サイト「テニスTV」では2006年のノバク・ジョコビッチ(セルビア)との初対戦に脚光を浴びせ、凄まじいラリーの応酬を動画で公開。ファンからは「何て美しいポイントだ」「これは今まで見た中で最もワクワクした」と郷愁を誘っている。
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
マレーとジョコビッチ――。1987年生まれの同級生で、誕生日はわずか1週間違い。一方はコートを去ることを決めたが、もう一方は華麗な復活を遂げ、再び世界ランク1位に君臨している。数々の名勝負を繰り広げてきた両者だが、初対戦は2006年のマドリード・オープンだった。
当時10代だった2人が演じたハイレベルな応酬は今見てもまさに圧巻の一言だ。マレーのサーブから始まったラリー。ジョコビッチはドロップショットを繰り出すが、これに対してマレーも懸命に食らいつく。ネット際で激しい攻防を続けた後には、ジョコビッチが頭上を抜くロブ。懸命に返すマレー。ジョコビッチが優勢かと思われたが、最後はマレーが強烈なバックハンドでのパッシングショットを決め、ポイントをもぎ取ったのだ。これには観戦に訪れていたデイビッド・ベッカム(当時レアル・マドリード)も拍手を送っていた。
テニスTVは「2006年マドリード ノバク・ジョコビッチとアンディ・マレーのツアーレベルでの最初の試合だ」とつづって公開。試合は結局ジョコビッチが逆転勝ちしたが、若い2人が最後に握手を交わすシーンは実に感慨深いものがある。