井上尚弥、アマ時代にまで米リング誌脚光「若い年代から際立ったものを持っていた」
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級で準決勝進出を決めたWBA世界王者・井上尚弥(大橋)。ボクシング界で最も権威を持つ米誌「ザ・リング」の表紙を日本人として初めて単独で飾る栄誉も達成した「The Monster」の凄さについて、同誌のダグ・フィッシャー編集長が熱弁を振るっている。
リング誌の編集長がモンスターの凄さを熱弁
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級で準決勝進出を決めたWBA世界王者・井上尚弥(大橋)。ボクシング界で最も権威を持つ米誌「ザ・リング」の表紙を日本人として初めて単独で飾る栄誉も達成した「The Monster」の凄さについて、同誌のダグ・フィッシャー編集長が熱弁を振るっている。
「ボクシングの聖書」と呼ばれるリング誌。フィッシャー編集長が読者からの質問に応えるコーナーで、ファンから「Naoya Inoue」について「彼のスタイルと、何が彼を独自な存在たらしめているのか、説明して下さい」という質問が届いた。
「恥知らずなセールスマンであるわけではないけれど、本屋やニューススタンドに並んでいる2019年2月号のザ・リングを一読してほしい。モンスターの怪物的なパンチの技術の秘密を巻頭特集で探っています」
編集長はまず日の丸を背にクールなポーズを決める井上の表紙の最新号を紹介した上で「自分が言えることは、若い年代から(父親によって)洗練された、ボクシングとアスリート的に際立ったものをイノウエが持っているということだ」と持論を展開。父の真吾トレーナーの指導が強さの根源にあるのでは、と分析している。