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五輪金獲得公言、女子マラソン福士は「焦ってる」!? 勝つための戦略は?

今夏のリオ五輪で、女子マラソン代表の福士加代子(ワコール)が陸上日本女子最多の4大会連続出場を果たそうとしている。過去3大会はトラック種目(5000、1万メートル)で、マラソンは今回が初。全く違う調整スケジュールと格闘しながら、公言する金メダルへ歩みを進める。

陸上日本女子最多4大会連続出場へ、過去3度と全く異なるプロセス

 今夏のリオ五輪で、女子マラソン代表の福士加代子(ワコール)が陸上日本女子最多の4大会連続出場を果たそうとしている。過去3大会はトラック種目(5000、1万メートル)で、マラソンは今回が初。全く違う調整スケジュールと格闘しながら、公言する金メダルへ歩みを進める。

 今月15日のぎふ清流ハーフマラソンで、福士は1時間12分4秒の全体6位。1時間7分26秒の自己ベストには遠く及ばず、五輪でメダルを争うユニスジェプキルイ・キルワ(バーレーン)にも3分以上の大差で敗れた。

「すいません! しょうもない走りでした! 今日はだめ! もっと気持ち良く走れるように精進致します」

 五輪代表を一目見ようと駆けつけた観客に頭を下げるしかなかった。

 同じ五輪でも、今回はプロセスが全く違う。トラックで出場した過去3度の五輪は、例年6月に開かれる日本選手権後に内定していた。本大会まで、約2か月弱というタイミングだ。

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