メイウェザー戦の“フェイク疑惑”をスペイン紙が検証「致命的なブローかダイブか」
格闘技イベント「RIZIN.14」(さいたまスーパーアリーナ)で、ボクシング元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(米国)に1回2分19秒でTKO負けを喫したキックボクシングの那須川天心(TARGET)。圧倒的な強さを見せつけたメイウェザーが10億円といわれるファイトマネーを手にしたエキシビジョンマッチは、海外で様々な波紋を広げているが、スペイン紙では3度目のダウンシーンに注目。「致命的なブローか、嘆かわしいダイブか」と検証を行っている。
波紋を呼んだ那須川戦をマルカ紙が特集「ネットワークで大激論」
格闘技イベント「RIZIN.14」(さいたまスーパーアリーナ)で、ボクシング元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(米国)に1回2分19秒でTKO負けを喫したキックボクシングの那須川天心(TARGET)。圧倒的な強さを見せつけたメイウェザーが10億円といわれるファイトマネーを手にしたエキシビジョンマッチは、海外で様々な波紋を広げているが、スペイン紙では3度目のダウンシーンに注目。「致命的なブローか、嘆かわしいダイブか」と検証を行っている。
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50戦全勝でPFP最強と呼ばれたメイウェザーが実力健在を見せつけた大晦日。一方的な展開から米総合格闘界、大物プロモーター、メディアから「茶番」「フェイク」といった声が上がっていた。
そんな中、スペイン地元紙「マルカ」電子版は「ネットワークで大議論 メイウェザーの致命的なブローなのか、ナスカワの嘆かわしいダイブか」と特集を組み、“フェイク論”を検証。注目したのは、試合が決した那須川の3度目のダウンシーンだ。特集ではこのように指摘している。
「若いテンシン・ナスカワはわずか138秒(実際は139秒)しか戦いを続けることができなかった。しかしながら、日本人のダウンの中の1つがネット上で大きな物議を醸している。フロイドのブローはかなり弱いのに、転倒の中でダブルジャンプをしている。かなり奇妙だ」