「スポーツ界の名珍場面総集編」―10月に新天地開幕戦でいきなり炸裂させた一撃

　2018年も、残り2日。様々な競技で盛り上がりを見せたスポーツ界を連日、振り返る「名珍場面2018」。今回は海外サッカーのメルボルン・ビクトリーの元日本代表MF本田圭佑が10月に演じた豪州初ゴールだ。リーグ開幕戦で移籍後初ゴールを炸裂。千両役者ぶりをまざまざと見せつけた瞬間をクラブ公式インスタグラムが動画付きで公開すると、現地は熱狂に包まれた。

　日本の“持ってる男”は南半球で輝きを放った。10月20日の開幕戦、メルボルン・シティ戦。0-0で迎えた前半28分だった。

　味方が右サイドを突破すると、ゴール前で背番号4が鋭く切り込んだ。クロスに対し、相手と激しく競り合ったが、負けない。金髪に染め上げた頭でボールを捉えると、そのままゴールに叩き込んだ。一気に熱狂に沸くスタジアム。起き上がると、どうだと言わんばかりに客席の方に駆け出し、初ゴールを誇示した。　

　注目度の高さを示すように、クラブ公式インスタグラムは「本田圭佑がメルボルンダービーで初得点」と題し、動画付きで速報。すると「神」「イエス、ホンダアアアアア」「本田、君はレジェンドだ」とサポーターから続々と絶賛が相次ぎ、さらに日本代表を長く支えてきたエースのデビュー弾に地元メディアも高く評価した。