井上尚弥、パヤノ沈めたワンツーは「死の一撃」 英名物司会者は“年間最高KO”太鼓判
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級で準決勝進出を決めたWBA世界王者・井上尚弥(大橋)。スーパーフライ級から転向1年目の2018年は世界王者相手に2戦計わずか182秒でKO勝ちという圧巻の強さを示し、権威ある米ボクシング専門誌「リング」では年間最優秀選手、年間最高KO勝利の2部門で最終候補にノミネートされている。10月のWBSS初戦ではたった一回のワンツーで仕留めたキラーブローを、英ボクシング界の名物司会者は「死の一撃」と絶賛している。
リング誌選出の“年間最高KO”に井上の「70秒KO」を推す声
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級で準決勝進出を決めたWBA世界王者・井上尚弥(大橋)。スーパーフライ級から転向1年目の2018年は世界王者相手に2戦計わずか182秒でKO勝ちという圧巻の強さを示し、権威ある米ボクシング専門誌「リング」では年間最優秀選手、年間最高KO勝利の2部門で最終候補にノミネートされている。10月のWBSS初戦ではたった一回のワンツーで仕留めたキラーブローを、英ボクシング界の名物司会者は「死の一撃」と絶賛している。
1928年に創設されたリング誌年間アワードは10部門で最終候補が発表され、井上は年間最優秀選手に相当する「ファイター・オブ・ザ・イヤー」と、最高KO勝利に値する「ノックアウト・オブ・ザ・イヤー」の2部門にノミネートされている。
「ノックアウト・オブ・ザ・イヤー」にノミネートされているのは、井上がパヤノを70秒で沈めたWBSS1回戦以外では、以下の4試合。
11月10日、世界クルーザー級統一王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)VSトニー・ベリュー(英国)のタイトル戦(ウシクの8回TKO)
7月28日、ディリアン・ホワイト(英国)VSルーカス・ブラウン(オーストラリア)のヘビー級12回戦(ホワイトの6回KO)
4月21日、ジャーモール・チャーロ(米国)VSウーゴ・センテノ・ジュニア(米国)のWBC世界ミドル級暫定王者決定戦(チャーロの2回KO)
12月8日、テオフィモ・ロペス(米国)VSメイソン・メナード(米国)のNABFライト級王座決定戦(ロペスの1回KO)