羽生に憧れるサーシャ君、4A習得の夢をコーチ明かす 「ユヅルを見て跳ぶと言った」
5歳にして高い目標を設定「しかし彼に時間をあげなければなりません」
「最近、サーシャはGPシリーズロシア大会でユヅル・ハニュウの演技を見て、とてもインスピレーションを受けました。彼は4回転アクセルを跳ぶと言った。彼はすべてのジャンプを理解していて、もう今現在でそういった高い目標を自分に設定している」
【特集】“欽ちゃん球団監督”片岡安祐美の今 2度の流産を経て母に…思春期の後悔「生理に見て見ぬふりを」
(W-ANS ACADEMYへ)
記事ではけがを抱えながらも貫録の演技で優勝を飾った、ロステレコム杯での羽生の演技に触発され、サーシャ君も4回転アクセルへの思いを募らせたという。同コーチは「4回転ジャンプに向け練習していくのは可能ですし必要です」と話しつつ、こう続けている。
「しかし彼に時間をあげなければなりません。生理学的に女子が男子より早く成長するのは周知の事実です。女子は13歳で4回転を跳ぶことができます、男の子はほとんどできません。16歳以降、すべてが変わります。男子は筋力をつけ、女子は体形ができ上がっていく。なので男子はジャンプを跳べるようになり、女子は跳べなくなるのです」
ハビブリン氏は男女の成長の違いをあげ、4回転習得には現実的には多くの時間が必要だと指摘している。ただ、まだ5歳のサーシャ君。この時期に、誰もやったことのない4回転アクセルへ興味を示していること自体が驚きというほかはない。
同メディアによると、サーシャ君は父・プルシェンコ氏の正月のアイスショー「白鳥の湖」で主要な役を演じる。フィギュア大国ロシアで英才教育を施される5歳児は、果たしてどんな成長を遂げていくのだろうか。大きな期待とともに見守られている。
(THE ANSWER編集部)