坂本花織、歴史的死闘で初V! 合計228.01点に「え~っ!」 3A2発の紀平梨花を抑えた
フィギュアスケートの全日本選手権は23日、女子フリーが行われ、ショートプログラム2位の坂本花織(シスメックス)が合計228.01点をマーク。逆転Vで初優勝を飾った。SP5位の紀平梨花(関大KFSC)が2位、SP1位の宮原知子(関大)が3位となった。
全日本選手権女子フリー
フィギュアスケートの全日本選手権は23日、女子フリーが行われ、ショートプログラム2位の坂本花織(シスメックス)が152.36点で合計228.01点をマーク。逆転で初優勝を飾った。SP5位の紀平梨花(関大KFSC)は155.01点、合計223.76点で2位、SP1位の宮原知子(関大)は146.58点、合計223.34点で3位となった。
ハイレベル決戦を制したのは、坂本だった。冒頭の3回転フリップ―3回転トウループを綺麗に決めると、波に乗った。最終滑走の張りつめた空気に動じず、本来の演技を披露。最後まで大きなミスなく滑り切った。キスアンドクライで得点を見ると唖然。「え~っ!」と声を上げ、信じられない様子だった。
同組では紀平が3回転アクセル2本を決め、驚異の演技を披露。5連覇を目指した宮原を含め、歴史的死闘となったが、SP、フリーともに安定した演技を見せた坂本が初の全日本女王に輝いた。
(THE ANSWER編集部)