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メドベ、特効薬なき“新旧女王の明暗”に海外メディア脚光「ザギトワと対照的な運命」

フィギュアスケートの世界選手権(来年3月・さいたま)の代表選考を兼ねたロシア選手権(サランスク)は21日、女子ショートプログラム(SP)が行われ、平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワは62.24点でまさかの14位発進に。五輪公式メディアは「メドベージェワの悲運」と報じている。

ロシア選手権のSPで明暗が分かれたザギトワ(左)とメドベージェワ【写真:Getty Images】
ロシア選手権のSPで明暗が分かれたザギトワ(左)とメドベージェワ【写真:Getty Images】

オーサー氏が「特効薬は存在しない」と語っていたこともレポート

 フィギュアスケートの世界選手権(来年3月・さいたま)の代表選考を兼ねたロシア選手権(サランスク)は21日、女子ショートプログラム(SP)が行われ、平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワは62.24点でまさかの14位発進に。五輪公式メディアは「メドベージェワの悲運」と報じている。


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 カナダに拠点を移して心機一転の今季、かつての絶対女王が苦しんでいる。シーズン途中で変更を決断したオペラ曲「トスカ」に乗せたプログラムはジャンプで転倒するなど、精彩を欠いた。得点は62.24点。出場18選手のうち、9人が70点を超えたハイレベル決戦から取り残され、よもやの14位発進となった。

 IOC運営の五輪専門サイト「オリンピックチャンネル」では「メドベージェワの悲運」として注目した。記事では「五輪王者のアリーナ・ザギトワと平昌銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワは対照的な運命を迎えた」と新旧女王の明暗について言及。「メドベージェワは新しいSPをサランスクで披露したが、ダブルアクセルも失敗した」とレポートした。

 今季はシニア転向後初めてGPファイナル進出を果たせなかったメドベージェワに対し、新たにコーチに就任したブライアン・オーサー氏が「特効薬は存在しない」と語っていたことも記事では改めて紹介。その上で「カナダ人のコーチの忍耐を求める願いは世界選手権2大会覇者の失意のスケートの後で、再び響き渡ることになった」と伝えている。

 14位から挑む22日のフリー。まずはベストの演技で一つでも上の順位を目指したい。

(THE ANSWER編集部)


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