メドベ、復活の起爆剤となるか SP変更決断に母国反響「リスクがあるとは思わない」
20日に開幕するフィギュアスケートのロシア選手権に出場する平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワはシーズン中にショートプログラム(SP)のプログラムを変更を決断。ナタリー・コールの「オレンジ・カラード・スカイ」からジャコモ・プッチーニのオペラ「トスカ」となった。女王の決断に対し、早速、母国フィギュア界で反応が続々と集まっている。
ロシア選手権でシーズン中のプログラム変更、母国で反応続々集まる
20日に開幕するフィギュアスケートのロシア選手権に出場する平昌五輪銀メダリストのエフゲニア・メドベージェワはシーズン中にショートプログラム(SP)のプログラムを変更を決断。ナタリー・コールの「オレンジ・カラード・スカイ」からジャコモ・プッチーニのオペラ「トスカ」となった。女王の決断に対し、早速、母国フィギュア界で反応が続々と集まっている。
ロシアメディア「sports.ru」によると、14年ソチ五輪でペア、団体で金メダルを獲得したマキシム・トランコフ氏がメドベージェワのプログラム変更についてコメント。決断を支持している。
「そこには何の問題もない。とりわけ、これはシングルスケーティングだし、ペアでもなくアイスダンスでもない。プログラムの変更は難しい。ジェーニャはGPファイナルに出場しなかったので、プログラムを変えて滑り込む時間があった。何らかのリスクがあるとは思わない。何か新しいことを試し続けないといけない。もしかすると、彼女は以前のプログラムで心地悪さを感じていたのだろう。プログラムの変更に何の異常も見ません」
さらに、今大会のメドベージェワに対する期待を問われると、トランコフ氏は努めて冷静に語り、エールを送っている。
「彼女は主要なスターの一人です。でも女子シングルではとても厳しい競争があり、誰を本命とするか名を挙げられません。大会は始まったばかりです。SPの後、見えてくるでしょう。でも、全般的にジェーニャに以前のレベルに戻って、自信のある滑りを見せてほしい。彼女の幸運を願わなければならない」