高橋大輔、“復活の男”に米名物記者注目 全日本は2位予想「可能性は非常に高い」
フィギュアスケートの全日本選手権は21日に大阪・門真市の東和薬品ラクタブドームで開幕を迎える。米メディアでは5季ぶりに現役復帰した高橋大輔(関大KFSC)に関して「我々はダイスケ・タカハシの復帰を目撃することになる」と熱い視線を注いでいる。
ジャッキー・ウォン氏が全日本選手権をプレビュー、高橋は銀メダル予想
フィギュアスケートの全日本選手権は21日に大阪・門真市の東和薬品ラクタブドームで開幕を迎える。米メディアでは5季ぶりに現役復帰した高橋大輔(関大KFSC)に関して、「我々はダイスケ・タカハシの復帰を目撃することになる」と熱い視線を注いでいる。
「全日本選手権プレビュー:視線は復活の男とニュースターに注がれる」と特集したのは、米国の名物コラムニスト、ジャッキー・ウォン氏のブログメディア「ロッカースケーティング」だった。
特集では、まず五輪連覇王者の不在について言及。「3年連続で全日本選手権はユヅル・ハニュウという最大のスターを失うことになった。2年前は風邪、昨年と今年は足首の故障が理由だ」と羽生結弦(ANA)の欠場をレポートした後、今大会の注目ポイントを紹介している。
「だが、今週大阪で起ころうとしている魅力とドラマ性は損なわれることはない。男子の大会では5回優勝のダイスケ・タカハシの復帰を我々は目撃することになる。国際舞台での立場を再び築こうとしている」
バンクーバー五輪銅メダリストの復帰こそが、今大会の男子シングルの焦点と特集では分析している。
「我々が最後に、ダイスケ・タカハシを国際大会で目撃したのは6位に終わった5年前のソチ五輪だった。彼の復帰は多くの人間を驚かせた。彼が今32歳であり、シニアでの国際舞台デビューは16年前なのだ。彼には4回転ジャンプはないが、先月の選考会で見せたパフォーマンスを今週披露できれば、銀メダルの可能性は非常に高い」