メドベージェワ、心機一転の異例のプログラム変更 SPは壮大なオペラ「トスカ」に
フィギュアスケートのロシア選手権は20日に開幕する。女子シングルでは平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ、ジュニアからもジュニアグランプリ(GP)ファイナルを制したアリョーナ・コストルナヤ、アレクサンドル・トルソワらが出場する中、現地メディアが熱い視線を送るのは、平昌五輪銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ。
シーズン途中では異例のプログラム変更をロシアメディアが報道
フィギュアスケートのロシア選手権は20日に開幕する。女子シングルでは平昌五輪金メダリストのアリーナ・ザギトワ、ジュニアからもジュニアグランプリ(GP)ファイナルを制したアリョーナ・コストルナヤ、アレクサンドル・トルソワらが出場する中、現地メディアが熱い視線を送るのは、平昌五輪銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ。今回はウズベキスタンのスケーター、ミーシャ・ジーが振り付けを担当した新プログラムに変更して臨むことが明らかになった。ロシアメディアが報じている。
欧州選手権、そして世界選手権出場権獲得のためには、今大会での上位進出が絶対条件となるメドベージェワ。シーズン中では異例となるが、ショートプログラム(SP)のプログラムを変更し演技することとなった。
スポーツ紙「スポルトエクスプレス」によると、今シーズンのSPのプログラムはナタリー・コールの「オレンジ・カラード・スカイ」(デイビッド・ウイルソン振り付け)だったが、ジーが振り付けを担当し、ジャコモ・プッチーニのオペラ「トスカ」に変更するという。
記事では「試合のプログラムはまだ始まっていないが、最初のセンセーションはすでに起こった。GPシリーズで不調だったメドベージェワがロシア選手権に新しいプログラムとともにやって来た。昨シーズン、彼女はフリーを変えたが、今年はショートだった」と伝えている。
今季の3戦はいずれもSPで納得のいく滑りを見せられなかった。同紙は「メドベージェワがそんなに把握できていなかった分かりにくいスタイル。間違いなくこれは、自分自身を心地良く感じなかったエフゲーニャが主張したプログラムの変更なのだろう」と推測している。