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遠藤&渡辺、ペア歴2年での準優勝に手応え 「上の選手とやっても面白くなる」

リオデジャネイロ五輪の後に組み始めたペアが、世界の舞台で手ごたえを残した。バドミントンの国際大会「BWFワールドツアーファイナルズ」(中国、広州)は16日に最終日を迎え、男子ダブルスの決勝戦に臨んだ遠藤大由、渡辺勇大(日本ユニシス)は、0-2(15-21、11-21)で世界選手権優勝のリ・ジンフイ、リュウ・ユチェン組(中国)に敗れた。遠藤は、リオ五輪まで組んでいた早川賢一とのペアで出場歴があるが、渡辺とのペアでは初出場。組み始めて2年で世界のトップペア8組が集う大会で成果を挙げた。

世界の舞台で手ごたえを残した遠藤大由、渡辺勇大組【写真:Getty Images】
世界の舞台で手ごたえを残した遠藤大由、渡辺勇大組【写真:Getty Images】

力及ばずも準優勝も「このレベルの大会で2位は、素直に嬉しい」

 リオデジャネイロ五輪の後に組み始めたペアが、世界の舞台で手ごたえを残した。バドミントンの国際大会「BWFワールドツアーファイナルズ」(中国、広州)は16日に最終日を迎え、男子ダブルスの決勝戦に臨んだ遠藤大由、渡辺勇大(日本ユニシス)は、0-2(15-21、11-21)で世界選手権優勝のリ・ジンフイ、リュウ・ユチェン組(中国)に敗れた。遠藤は、リオ五輪まで組んでいた早川賢一とのペアで出場歴があるが、渡辺とのペアでは初出場。組み始めて2年で世界のトップペア8組が集う大会で成果を挙げた。

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 決勝戦では、序盤こそ試合のペースを引き寄せたが、中盤以降は突き放された。渡辺は「1ゲーム目の前半は良かったけど、後半は僕の球が単調になって、イージーな球になってしまい、もったいなかった」と振り返った。相手は、ともに身長190センチを超え「ツインタワー」の異名を取る長身ペア。攻撃的な球を打っても長いリーチで強く跳ね返され、押し込まれて高く返す球を打てば、高い打点から打ち下ろすスマッシュの嵐にさらされた。しかし、それでも遠藤、渡辺が打ち返し、会場は沸いた。遠藤が完全に倒れた状態で返球する場面もあった。結果的に、力は及ばなかったが、2人のペアとしては初出場で準優勝。収穫はあった。

 遠藤は「このレベルの大会で2位は、素直に嬉しい。いろいろな発見があった。このパフォーマンスなら、この成績が付いてくるというのであれば(自分たちには世界のトップでやっていける)可能性ややりがいがある。今大会は、すごくレシーブの調子が良かった。これを最低限のレベルにできれば、上の選手とやったときに面白くなるんじゃないかと思う」とレシーブ力の確立に突破口を見出していた。

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