3Aの紀平梨花、4回転のロシアJr. 続々登場の新星にオズモンド「それは少し恐怖です」
「こんなに速くこうなるとは予想していなかった」
こう語った上で、平昌五輪の団体金メダル、個人銅メダリストはプログラムの難度が上がっていることにも触れている。紀平はフリーで2度のトリプルアクセルを跳び、ジュニアではロシアのアレクサンドラ・トルソワやアンナ・シェルバコワは4回転ジャンプを決める現状について、「それは少し恐怖です」と率直な思いを吐露している。
「私は、すべてのスケーターがそこに向かうというのは知っていましたが、こんなに速くこうなるとは予想していなかった。私がソチ五輪の後、休養から復帰したとき、確信を得てすべての強いスケーターと競争するためにほとんど1年が過ぎていました。でもその時、誰もトリプルアクセルさえも跳んでいなかった」
自身が銅メダルを獲得した平昌五輪では4回転ジャンプを跳ぶ選手はいなかった。1年も経たないうちに状況が激変したことに驚いているようだ。直近の世界女王までもが“恐怖”だと語る、女子フィギュアの新時代。その先頭に立っているのが日本の「リカ・キヒラ」だ。
(THE ANSWER編集部)