宇野昌磨、“奮闘の銀”に海外メディア賛辞「完璧ではないが、忘れ難い美しさ」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは7日(日本時間8日)、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の平昌五輪銀メダリスト・宇野昌磨(トヨタ自動車)は183.43点をマーク。合計275.10点で銀メダルに終わったが、海外メディアは「完璧ではないが、忘れ難い美しさ」と奮闘を評価している。
世界選手権の巻き返しに期待「埼玉で完璧なバージョンを心待ち」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルは7日(日本時間8日)、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)2位の平昌五輪銀メダリスト・宇野昌磨(トヨタ自動車)は183.43点をマーク。合計275.10点で銀メダルに終わったが、海外メディアは「完璧ではないが、忘れ難い美しさ」と奮闘を評価している。
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フリープログラム「月光」の美しい調べに、宇野が身を委ねた。冒頭の4回転サルコウは着氷が乱れたが、続く4回転フリップ、4回転トウループは綺麗に着氷。中盤はキレのあるスピンを披露し、4回転―2回転のトウループ、3回転アクセルも決めた。
3連続ジャンプで手をつく場面もあったが、気迫で滑り切った。SP1位のチェンには及ばず、惜しくも2年連続2位となったが、ルーマニアのフロレンティナ・トーン記者が展開するスケート専門メディア「インサイドスケーティング」公式ツイッターは「Shoma Uno」のフリーを高く評価していた。
「ショウマ・ウノにとっては決して完璧な演技というわけではなかったが、、忘れ難い美しさがあった。月光の調べはショウマと一体となり、彼も再び抱擁した。埼玉の世界選手権で完璧なバージョンを心待ちにしている」
優勝こそならなかった宇野だが、バンクーバーのリンクで見せた音楽性と芸術性の高さは記憶に残るものと称賛され、来年3月に地元日本で行われる世界選手権の巻き返しに期待を受けていた。
(THE ANSWER編集部)