紀平梨花がV本命 米記者が分析するザギトワに勝つ条件とは? 「運命を握るのはSP」
5選手に表彰台のチャンス、ミスが順位に直結する展開になると予想
一方、ザギトワは銀メダル予想。今季もGPシリーズ連勝でファイナルに臨むが、「彼女や彼女のチームが納得したとは想像しがたいパフォーマンス」と現状分析。ルッツ―トウループのコンビネーションに苦しんでいる16歳の女王について「他のGPシリーズと比較して、ミスが許される余地はかなり低い」と指摘している。
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“ミス・パーフェクト”宮原は3番手予想となった。今夏に回転不足を取られることもあったジャンプの修正に取り組んだ宮原について、「今季ここまで、それが報われている。彼女がここまでジャンプで力強かったことはなかった」と進化を高く評価。「タイトル獲得のチャンスもある」と表彰台の頂点に立つ可能性もあると認めている。
輝きを取り戻したエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)は4位予想で「今季彼女の復活は感動以外の何ものでもない。大会での力強さのみならず、スケートでも楽しさが満ち溢れている」と寸評をつけ、2015年世界選手権覇者の復活劇を称賛する一方、メダル獲得の条件として、「ノーミスのSP」と分析している。
平昌五輪6位の坂本花織(シスメックス)は5位予想。今季の波の激しさを指摘し、「他のライバルのスケーティングのレベルを鑑みると、バンクーバーでメダルを掴むには他の助けも必要かもしれない」と分析。ここまでの5選手に表彰台のチャンスがあるとみている。
実力者揃いの2018年の最終決戦。ミスの許されないハイレベルな競演となりそうだ。
(THE ANSWER編集部)