カナダの英雄チャン、GPファイナルのアンバサダー就任 4月に現役引退、羽生の好敵手
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが6日、カナダ・バンクーバーで開幕する。男子では宇野昌磨(トヨタ自動車)、ネイサン・チェン(米国)。女子ではアリーナ・ザギトワ(ロシア)、紀平梨花(関大KFSC)の16歳対決にも注目が集まっているが、大会を盛り上げるアンバサダーに、地元カナダのレジェンドが就任することが明らかになった。米誌が伝えている。
世界選手権3度優勝のチャンが大会アスリートアンバサダーに就任
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルが6日、カナダ・バンクーバーで開幕する。男子では宇野昌磨(トヨタ自動車)、ネイサン・チェン(米国)、女子ではアリーナ・ザギトワ(ロシア)、紀平梨花(関大KFSC)の16歳対決にも注目が集まっているが、大会を盛り上げるアンバサダーに地元カナダのレジェンドが就任したという。米誌が伝えている。
世界を沸かせた名スケーターがGPファイナルの舞台に帰ってくる。27歳のパトリック・チャン(カナダ)は2011年から世界選手権を3度制し、2014年のソチ五輪では羽生結弦に次ぐ銀メダル。平昌五輪では個人では9位だったが、団体で悲願の金メダルを獲得した。4月に競技から引退を表明。高いスケーティング技術で、羽生らとしのぎを削り、日本でも人気が高かった。
米専門誌「IFSマガジン」のツイッターによると、「パトリック・チャンが2018年グランプリ・ファイナルのアスリートアンバサダーに名を連ねた」として、チャンのコメントも紹介。「アンバサダーに就任…それは特別な栄誉だ。このイベントは多くの思い出を僕に運んでくれる。そして、今週バンクーバーで戦う全ての選手にとって特権でもある」と語っている。
GPファイナルには2010年から6度出場し、2度優勝。カナダの伝説的名手の姿にも、注目が集まりそうだ。
(THE ANSWER編集部)