“問題児”ネリ、バンタム級残留でWBCベルト再奪取へ 「自分のものを取り戻す」
将来的には井上兄弟と対戦の可能性も十分
同メディアによると、ネリは「この1年間を神に感謝したい。プロモーターのサンフェルとフェルナンド・ベルトランがWBCの世界バンタム級タイトル戦の期日を決めてくれた時には、我々は準備万端でいるつもりだ。自分のものを取り戻すことになる」と語ったという。
WBC世界バンタム級王者はネリの王座剥奪後、空位となっていたが、今月中に同級1位ノルディ・ウーバーリ(フランス)と同3位ラウシー・ウォーレン(米国)が王座決定戦でベルトを争う。また30日には同2位ペッチ・フレッシュマート(タイ)と同5位の井上拓真(大橋)による暫定王座決定戦も行われる。
現在同級4位のネリ。拓真の兄で、現在ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級大会に参戦中で、3団体統一王者を目指す井上尚弥に対して「イノウエと戦いたい。5ラウンドで倒す」などと挑発していたが、当面の目標はWBC王座の再奪取と明言。将来的に井上兄弟との対決を迎えるかもしれない。
(THE ANSWER編集部)