英ラグビー選手が愛犬の“反則”で遠征参加ピンチ「ショックでどうすればいいか…」
“反則”の結末は? ミスター・ブーツ君に“ペナルティ”は?
「アマチュアラグビーにとっては本当に本当に大きなことなんだ」とスペイン遠征2試合を心待ちにしていたシェパードには、救いの手が差し伸べられた。遠征に参加できるように、外務省が特例でパスポートの再発行手続きを早めたという。
「当局が手続きをスピードアップしてくれることで合意してくれた。国を代表して試合ができるように助けてくれたんだ」
再発行手続きのためにニューポートのパスポートセンターまでの往復8時間のドライブは避けることはできなかったが、シェパードは遠征不参加という事態を免れることはできた。
悪夢の事態にもシェパードはミスター・ブーツ君に“ペナルティ”を科すことはしなかった。
「僕の責任だ。テーブルの上に置いてしまったのだから。でも、これも成長曲線だよね。子犬に怒ることなんてできないよね」
愛犬家ラガーマンのアクシデントはタイムズ、プリマス・ヘラルドなど地元紙にも紹介され、英国で大きな話題になっている。
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ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer