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羽生は“世界最高の羽生”を超える “本家”が愛のゲキ「もっといいものにできる」

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦フィンランド大会で今季世界最高得点を叩き出し、圧勝した五輪2連覇の羽生結弦(ANA)。フリーでは敬愛するエフゲニー・プルシェンコ氏がかつて演じた「ニジンスキーに捧ぐ」をモチーフにした新プログラム「Origin」を演じ、世界のファンを魅了したが、本家のプルシェンコ氏は「もっといいものにできる」とエールを送っているという。ロシアメディアが伝えている。

羽生(左)とプルシェンコ氏【写真:Getty Images】
羽生(左)とプルシェンコ氏【写真:Getty Images】

新フリーのモチーフとなったプルシェンコ氏がエール「ユヅルのフリーは興味深い」

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦フィンランド大会で今季世界最高得点を叩き出し、圧勝した五輪2連覇の羽生結弦(ANA)。フリーでは敬愛するエフゲニー・プルシェンコ氏がかつて演じた「ニジンスキーに捧ぐ」をモチーフにした新プログラム「Origin」を演じ、世界のファンを魅了したが、本家のプルシェンコ氏は「もっといいものにできる」とエールを送っているという。ロシアメディアが伝えている。


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 五輪2連覇の王者が世界を魅了した「Origin」。今季世界最高を叩き出したが、羽生は“世界最高の羽生”を超えられる。新プログラムについて、本家のプルシェンコ氏が“愛のゲキ”を送っている。

 ロシアメディア「R-sport」によると、プルシェンコ氏は「ユヅと夏に日本で会った時、彼は『僕があなたのプログラムと音楽をモチーフにしてニジンスキーに捧ぐを滑ることをどう思いますか』と尋ねてきた。私はそのアイデアはスーパーだと答えたよ。彼のマネージャーやスタッフと連絡を取って自分の言葉を確認して言ったよ」と新プログラム採用の舞台裏を明かしたという。

 今季のフリーはプルシェンコ氏がかつて演じた「ニジンスキーに捧ぐ」をモチーフにしたもの。前戦は今季世界最高190.43点を記録して世界を驚かせたが、同氏は「ユヅルのフリーは興味深い。でも、もっといいものにできると言える。私の考えではプログラムは今のところ少し仕上がっていないように思う」と改良の余地があるといい、後輩に具体的なアドバイスも送っている。

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