宇野昌磨、五輪銀メダリストの貫禄 GP連勝に海外賛辞「タイトル2つをコンプリート」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯は10日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の宇野昌磨(トヨタ自動車)が183.96点の合計276.45点で初優勝。GPシリーズ連勝を飾り、ファイナル進出を決めた。3位に入ったマッテオ・リッツォ(イタリア)は宇野が可愛らしくオリーブ冠を被った“自撮り3ショット”を公開し、ファンの視線を集めているが、平昌五輪銀メダリストの貫禄を見せつけた20歳に対し、海外メディアも「タイトル2つをコンプリート」と賛辞を送っている。
自身初のGP連勝、五輪専門サイト「GPファイナルに向けて十分な優勝」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦NHK杯は10日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の宇野昌磨(トヨタ自動車)が183.96点の合計276.45点で初優勝。GPシリーズ連勝を飾り、ファイナル進出を決めた。3位に入ったマッテオ・リッツォ(イタリア)は宇野が可愛らしくオリーブ冠を被った“自撮り3ショット”を公開し、ファンの視線を集めているが、平昌五輪銀メダリストの貫禄を見せつけた20歳に対し、海外メディアも「タイトル2つをコンプリート」と賛辞を送っている。
母国のファンの前で最高の結果を届けた。宇野は連続ジャンプが単発になるなどしたが、地力の違いを見せつけて優勝。表彰式後のリンク上では3位のリッツォが可愛らしくオリーブ冠を被った宇野とともに表彰台トリオの写真を自身のSNSで公開し、反響を集めているが、海外メディアも演技を高く評価した。
IOCが運営する五輪専門サイト「オリンピックチャンネル」も「ショウマ・ウノはGPシリーズで2つのタイトルをコンプリートした」と見出しを打って特集している。
「ショウマ・ウノは来月のGPファイナルに向けてNHK杯で十分な優勝を収めた」と記した上で「スケートカナダでの優勝以来の一戦で、ロシア人(ボロノフ)に20点以上もの差をつけての十分な勝利。今季GPシリーズで2勝目を挙げた」と大差をつけた圧勝をレポート。「20歳の技術点はボロノフの80.55に対して94.18点。彼の演技はリンク上で最も高いものだった」と評価している。
自身初めてGPシリーズ連勝を飾り、ファイナル進出も決定。逞しさを増しつつある20歳が、トップ決戦でどんな演技を見せてくれるのか。12月が今から待ち遠しい。
(THE ANSWER編集部)