井上尚弥「夢まであと少し。頼むぞ!」 弟への熱いエールにファン興奮「沁みます」
ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(大橋)の弟でWBC世界同級4位の井上拓真(大橋)が12月30日に東京・大田区総合体育館で同級2位ペッチ・CPフレッシュマート(タイ)との同暫定王座決定戦に臨むことが決まった。兄弟世界王者誕生が期待される中で、兄の尚弥が7日、インスタグラムを更新。弟へ熱いエールを送っている。
世界戦が決まった弟へ、兄から熱いゲキ
ボクシングWBA世界バンタム級王者井上尚弥(大橋)の弟でWBC世界同級4位の井上拓真(大橋)が12月30日に東京・大田区総合体育館で同級2位ペッチ・CPフレッシュマート(タイ)との同暫定王座決定戦に臨むことが決まった。兄弟世界王者誕生が期待される中で、兄の尚弥が7日、インスタグラムを更新。弟へ熱いエールを送っている。
ついに世界へ打って出る弟へ、兄が熱いメッセージを送った。7日の会見でファイティングポーズをとる拓真の写真と共に、こうつづった。
「WBC世界バンタム級暫定王座決定戦が決定致しました。怪我で世界挑戦が流れてから2年が経ち遂に掴んだチャンス。兄弟でバンタム級制覇の夢まであと少し。バッチリ頼むぞ!」
この投稿に対して、拓真も「バッチリ任せて」と返信。ファンからも「兄弟でのバンタム級制覇、本当に楽しみです」「お兄ちゃんとして先輩としての言葉響きます」「尚弥さんの言葉沁みます」「素晴らしい兄弟愛」などと反響が書き込まれていた。
12戦全勝(3KO)の拓真が、48戦全勝(33KO)のタイの24歳と争うのは暫定王座だが、ルイス・ネリ(メキシコ)がはく奪となったWBC王座は現状では空位。今後、正規王座決定戦に昇格する可能性もある。井上は現在参戦中のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)で優勝すれば、WBA、IBF、WBOの統一王者となり、兄弟で4団体を統一するという大記録へとつながる重要な一戦だ。
年の瀬のモンスターの弟の挑戦は大きな話題を集めそうだ。
(THE ANSWER編集部)