羽生結弦、衝撃の世界新を欧米メディアが続々称賛「手に負えない記録」「鮮やか」
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦フィンランド大会は4日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(ANA)が190.43点、合計297.12点でともに今季世界最高点で優勝。世界初となる4回転トウループ―3回転アクセルの連続技を着氷するなど、歴史的快挙を成し遂げ、2位のミハル・ブレジナ(チェコ)に40点近い差をつけて金メダルを獲得した。王者の滑りに海外メディアからは「手に負えない記録で優勝」「鮮やかなフィニッシュ」などと続々と称賛の声が上がっている。
新ルールでマークした世界最高得点の圧勝を海外メディアも続々報道
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦フィンランド大会は4日、男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の羽生結弦(ANA)が190.43点、合計297.12点でともに今季世界最高点で優勝。世界初となる4回転トウループ―3回転アクセルの連続技を着氷するなど、歴史的快挙を成し遂げ、2位のミハル・ブレジナ(チェコ)に40点近い差をつけて金メダルを獲得した。王者の滑りに海外メディアからは「手に負えない記録で優勝」「鮮やかなフィニッシュ」などと続々と称賛の声が上がっている。
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観る者を魅了した。敬愛するエフゲニー・プルシェンコ(ロシア)が演じた「ニジンスキーに捧ぐ」をオマージュしたフリーの新プログラム。演技後半には、4回転トウループからの3回転アクセルを決めた。必死に堪えながら見事に着氷。歴史に新たな1ページを刻む圧倒的な演技で、自身のGPシリーズ初戦を制した。
演技後には表彰台で、銀のブレジナ、銅メダルのチャ・ジュンファン(韓国)と共に、柔和な笑みを浮かべながらポーズを決め、「楽しそう」などとファンを喜ばせていた羽生だが、海外メディアからも賛辞が相次いでいる。
米フィギュア専門誌「IFSマガジン」は「ユヅル・ハニュウが手に負えない記録で優勝した」と題してフィンランド大会をレポートした。
「ハニュウは190.43ポイントの記録を見た時、明らかにがっかりしているように見えた。『本当に?』という表情をしていた。それでも2度の五輪王者は合計297.12ポイントを記録し、39.14ポイント差をつけての圧勝を収めた」と羽生のキス・アンド・クライでの表情を描写し、圧勝ぶりを称えている。