小祝さくら驚異の爆発「○○○○―○○○○○―○」 それでも厳しい自己評価「いいゴルフという感じが…」
女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディスが6日、兵庫・六甲国際GC(6526ヤード、パー72)で開幕し、ツアー通算10勝の26歳・小祝さくら(ニトリ)が10バーディー、1ボギーの63で回り、9アンダーで暫定首位の好発進を決めた。先週は全米女子オープン(OP)に出場しており、帰国後すぐの大会で大爆発。それでも「あまりいいゴルフという感じはしなかった」とコメント。その理由は――。
宮里藍サントリーレディス
女子ゴルフの国内ツアー・宮里藍サントリーレディスが6日、兵庫・六甲国際GC(6526ヤード、パー72)で開幕し、ツアー通算10勝の26歳・小祝さくら(ニトリ)が10バーディー、1ボギーの63で回り、9アンダーで暫定首位の好発進を決めた。先週は全米女子オープン(OP)に出場しており、帰国後すぐの大会で大爆発。それでも「あまりいいゴルフという感じはしなかった」とコメント。その理由は――。
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アメリカから戻ってすぐの試合。小祝がバーディーを示す「○」を並べた。
インスタートで快進撃が始まったのは13番パー4。8メートルを沈めると、ここから4連続バーディーをマーク。さらにパーを1つ挟んで18番からは驚異の5連続バーディーを記録した。6番でも伸ばし、13番から12ホール中10ホールで「○」を刻む爆発ぶりだった。
会心のゴルフのようでも、本人は「結構耐えのパーが多かった。逆にナイスパーだったり。7番とか8番もよく乗せたなという感じの場所だったり」と凌いだプレーが印象に残った様子。さらには「なんか最後があまり良くなかったので、あんまりいいゴルフだったという感じがせず終わってしまった」と意外にも厳しい。
最終9番パー4では、7メートルから3パット。この日唯一のボギーを叩いた。「ティーショットが急に真っすぐいかなくなってしまった。その理由とかショットの原因も分からないので、しっかり今日は修整して明日臨みたいです」とコメントに喜びは感じられなかった。
前週は全米女子OPに出場し9位。最終日には優勝した笹生優花(フリー)と同組でプレーし、「すごく良いプレーを間近で見れた」と刺激を受けた。米国では耐えるゴルフを展開したが、「今週は攻めのゴルフをしなきゃ」と切り替えて挑んだ。
現在のメルセデス・ランキングは3位。3月のヤマハレディースオープン葛城以来の通算11勝目に期待がかかる。「まだ始まったばかりなので、しっかり休みながら、修正に励んで頑張りたい」。さらに高みを目指す。
(THE ANSWER編集部)